地方に進学した東京出身の女子大生は私

大学進学を機に18年間住んできた東京から大分県に引っ越しました。

全国2年会という会に参加してきたハナシ。

実は夏休みに阿蘇に行ってきたんですけど、そのハナシをブログに書いていたんですけど、自分の夏休みの思い出の中でもかなり楽しかった思い出で、ブログがめっちゃ長くなってしまって、公開するのをやめました。(笑)

 

 

もし阿蘇に行きたい人、いまきん食堂で赤牛丼を食べたい人、鍋が滝に行きた人、黒川温泉に行きたい人がいたら連絡ください。そうしたら公開します。

 

 

そんなこんなで秋セメスターがもう半分終わりまして、APU恒例のクオーターブレイクという素晴らしいテスト休みに突入中です。

 

 

そんなクオーターブレイクの頭5日間は東京に帰省していました。

 

 

東京に帰省した理由

基本的に長期休み以外は実費での帰省はしないと決めているのですが、今回「全国2年会〜最強の同級生ここに集う〜」というどう考えても名前からして意識が高いイベントに招待していただいたので、交通費も一部負担していただけるとのことだったので参加してきました。

 

 

11月22日23日の2日間の開催だったのですが、22日の夕方まで私がTeaching assistantとして担当しているクラスの補講授業があったので日曜日だけ参加してきました。

 

 

隣見たら東大、医学部、京大・・・

高校2年生のときからちょっといろいろやってきていたこともあり、社会との接点を多く持っていたので、知人は東大や慶応や早稲田に進学している子がものすごく多いのですが、久しぶりにそのようのいわゆる高学歴の人々が集まった場所に行きました。

 

 

そもそもこのイベントに参加できるのも全国の限られた人で、40人くらいの現大学2年生でかつ何かしらのアクションを起こしている学生が集まっていました。

意識高けぇぇぇぇぇえ

が、招待されたときの感想。

だってFacebookグループができたかと思ったら各々自己紹介始めて、始めたかと思ったら「東大」とか「京大」とか「医学部」とか「社長」とか言ってるの。私は「バイト先で社畜」って書こうか迷ったけど、TPO弁えてやめた。

 

 

この会では起業家の人たちがトークセッション形式で話してくれて、その後起業家の人と話しながら自分たちの夢や目標に近づけるみたいな感じのイベントだったんですけど、みんなが抱いている夢や目標がとても明瞭で素晴らしいの。

 

・病院にプラネタリウムを導入して入院生活にもっとエンターテインメントを取り入れたい

・みんなの宇宙旅行を実現したい

四葉のクローバーで世の中を幸せにしたい

ウェールズウェールズ語を母語として話せる人々を増やしたい

・岐阜の商店街をもっと盛り上げたい

 

とかとか、書ききれないんだけれど、みんな誰かのためになることを考えていたんです。

たしかに、意識はものすごく高いけれど、多分彼らの特徴は1に学生としてやらねばならぬ学業をおいて2にこういう活動をおいて同時に他者の幸せを考えて、3に自分のことを考えるっていう感じでした。

 

 

完全に世代交代

高校2年生の頃からいわゆる「界隈」にいたので、多くの知人がいますが、今回のイベントにそのときからの知り合いはほとんどいませんでした。

むしろ話を聞いていると彼らが動き出したのは大学生になってから。それも地方出身者や地方大学進学者ばかりでした。

 

 

昔からの知人の多くは都心育ちで大学も都心に言っていますが、彼らはもう「昔の人」でしかないんだと思いました。たしかに彼らの中で2、3年前から何かを継続して活動をしている人っていないなって。自分を含めてもだけれど、継続ってやっぱり難しいことで、その難しいことを乗り越えられる人は少ない気がします。

 

 

だけれど今、アクションを起こしている人々は、高校時代はしっかりと自分の勉強をして、その学業は今も怠らず継続しつつ、アクションを起こしているのです。

私は完全に高校時代に学業を怠った人間ですが、大学に入って外国人の頭の良さと勉強量に物申せず、今、人生で一番勉強している時期です。

 

大学生は人生の夏休みとか言う人いるけどさ、大学生って人生で一番自分の好きな勉強に時間を費やせる時間なんだよ!

って声を大にして言います。

 

これからのハナシ

今回2年会に参加をさせていただき、久しぶりに自分の行動の原点に立ち返れました。

大学に入ってからなんだかんだ「田舎に住んでいること」を理由に自分の活動範囲(場所だけでなく行動も含め)を狭めていました。

Nexusって言う学校公認団体を立ち上げたのにもかかわらず、半年間正直何もしてません。自分自身のチームビルディングの下手さと、他人に頼れない謎の責任感が大きな原因っていうのはわかっているにも関わらず、スタートダッシュで転んだので立ち上がるのに今一苦労しています。

でも、高校時代に培った社会との動き方や友人関係は無駄にはできないと思っていて、どうしても、どうにかしてでも、これをAPUでみんなで活用したいんです。

APUはお金持ちが多い大学で、お金で何事も解決する人がいるのも事実なんですが、私はそういう人たちにこそ、自分の力でやり遂げる力を身につけてもらいたいなって思っています。(これを2年会でみんなの前で話したら爆笑された)

 

 

だから12月からはもっともっと積極的に色々なチャンスを掴んできます!APU生と何かをしたい!と多くの人から思ってもらえるようなアクションをしていきます。それも私やNexusにお願いしないといけない!と思ってもらえるくらいにします。

 

 

まず手始めにAPUでサンプリング配布企画をしようと思っています。世界から約80カ国の学生が集まっているAPUの学生に企業の商品を無料配布して、無料配布との交換条件で各学生にSNSに投稿してもらうというなんともシンプルな企画です。

実際にレッドブルaudi japanが既に行っていて、この企画を行っている期間はSNSのタイムラインがその企業で染まるのが特徴(笑)それも多言語で(笑)

もし協力してくださる企業様がいましたら、私のFacebookかtakaake0722<at>gmail.comにメールしてください!私たちに力をください!そしてその力を企業さまの力にさせてください!

 

 

おわりに

意識高いって良い意味で捉えられないけれど、何も考えていないくらいなら意識高く前を向いている人の方が良いんじゃないかなっていうのが私の感想です。

あと、2年会の集合写真があけのと四葉少女のお誕生日会みたいになったのは多分学歴コンプレックスは捨てろっていう神からのお告げだと思っています。

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Twitterのアプリを消したハナシ。

2011年の7月に私はTwitterにアカウント登録したらしく、

ぽつりぽつりと呟いたり、リプライをしたりしてもうすぐ2万ツイートってところでした。

(一度全ツイート消した記憶もあるかた、もっとツイートしているかも)

 

 

Twitterを始めた時は、震災の情報を収集したくて始めたのですが、今ではただの娯楽になっていました。

遠くに住んでいる友達の近況を知るのも、教室変更や休講情報も、芸能人の結婚も・・・何でもかんでもTwitterから情報を得ていました。

むしろそれが当たり前でした。

 

しかし最近のTwitterは私が始めた頃とは全然違う。私が始めた時は友人もほとんどアカウントを持っていなくて、テレビ番組と連動したりするなんてありえない時代でした。

でも今は誰でも持っている。一人2個も3個も持っている。実際私も4つも持っていました。笑 使っているのは2つだけれど。笑

 

 

今は多くの友人がTwitterのアカウントを持っていて、大学入学時の友達作りはTwitterで行った(おこなった)のを覚えています。Twitterで「○○ちゃんとは一生の親友になれるね〜♡」と言っていた大学の知人がその子と話しているのは一度も見たことがありません。笑

 

 

そんな感じで多くの友人が使っているTwitter。本当に面白いもので私も大好きでした。便利だったし。

でも最近すごくすごく胸が締め付けられる気がしていて、少し悩んでいました。

多分それは言葉の責任感が無くなることにあるんだと思います。

 

 

ある日見たツイート。

「あいつは男に媚び売っているのみんな知っているんだよ。一生ああやって世渡りしていくんだよね。」っぽいツイート。(ぽいツイートなだけで、そのままの文章ではありません!)

これって「誰」ってことを書いているわけではないけれど、これを見ることによって、「もしかしたら私のことを言われているのかもしれない」とあることないことを不安に思ってしまうのが人間。

ツイートしている本人からしたらたった1人の人間を指しているのかもしれないけれど、見ている不特定多数の人からしたら、自分のことだと思っても不思議ではないことだと思うんです。

 

 

最近こういったツイートを見る機会がぐぐ〜っと増えて、それは友達だけではなく、ちょっと有名な人とかもこういう書き方をしている人が増えていて、言葉に対しての責任感がないなと思いました。

 

 

実はこれ、中学時代に流行った「リアル」でもあって、全校集会で先生が「名前を出さなくてもネット上に人の悪口を書くな」といったのを思い出しました。書いている本人は「さあ悪口を書こう!」と思って書いていなくても、読み手からしたら悪口に感じてしまうこともあるんですよね。

 

 

多分SNSが流行したこともあって、普通の発言も責任感がなくなってきたのではないかと思っています。

今、当たり前に「キモい」「ブス」「ばばあ」「うざい」「死ね」などの言葉をだれでも簡単に発しますが、これらの言葉って悪口であって、言っている本人からしたらSNSと同じように「さあ悪口を言おう!」っていう感じではないのだろうけれど、これも列記とした悪口。本当に誰もが言葉の責任感がないと思います。

 

 

って言っても私もぽろっといってしまうこともあるのですが、標準語で話しているだけで「あけのは怖い」と言われることが多いので、気をつけるようにはなりました。

 

 

ということでTwitterのアプリを3日ほど前から消しました。アカウントは消してません。また復活したいと思っているからです。でも消したことにより余計な情報を得ることがなくなったので心が軽くなりました。

なんでこの時期に消したのかというと、実は夏休み中から消したかったのですが、履修登録や新学期の教室検索のために活用できるツールなので、夏休みを開けてから1週間後の日曜日に消しました。笑

 

 

消したことにより不便さは暇つぶしがなくなったということくらいで、今は便利でLINEとかもあるので、正直全然問題ないです。代わりにツムツムが捗るようになりました。笑

 

 

いつまで続くかはわかりませんがひとまずご報告でした。

田舎に住んでいるとデジタル機器がなくても楽しめることがたくさんありますよ。だから本当は1週間くらい一度携帯を手放してみたいんですけど、それは今の時代少し難しいみたいです。

地方で働くと言うハナシ

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こんばんはーーー。

前回の記事、たくさんの人に読んでもらえてすっごく嬉しかったです。

Iターン進学、悪くないですよね。ぜひたくさんの高校生に進路の選択の一つに地方も入れて欲しいです。

お母さん、お父さんも子どもの地方進学を反対しないで、応援してあげてくださいね。

日本にはいい言葉があります。

 

可愛い子には旅をさせよ。

 

と言う素晴らしい言葉が。

 

 

さて、今日は「働く」と言うことについて。

先日、いつものアルバイトとは別に「人手が足りない」ということで派遣に入りました。

派遣先は割烹風の飲み屋さん。派遣内容は料理出し。

その派遣に入ったのは私ともう一人、20代の主婦の人でした。

 

私は知人のお願いでこの仕事を引き受けたので初めての仕事。

でも主婦の人はもう何度かこのお店でやっていて、店員さんとも顔なじみでした。

1組の団体客の料理出しのお仕事で、料理出しの他にも、お酒の提供なども。

 

お客様は15名ほどのおじさんでした。

お客様が到着してすぐに着飾った女性が4名ほど。コンパニオンです。

私はその時初めてコンパニオンを見ました。むしろ「本当にいるんだ」と思ったくらい。

私と同世代くらいの子が2人と、お母さんより少し若いかなくらいの方が2人。

 

お客様のお酒を注いだり、一緒に遊んだり、時には耳かきをしたり、厨房から見ていた私はぽろっと「大変そうだなあコンパニオンさんも」と言いました。

すると隣にいた主婦の人が、

「私もコンパニオンやるよ」とさらりと言いました。

 

(以下その時の私の脳内)

『おいおいおいおい、小さい子どもも旦那さんもいる人がコンパニオンをやるだと?知らない男の人の遊び相手になると?それはまずいって』

 

でもそのあとに続いた言葉が

「コンパニオンは時給いいからさ、短時間でお金稼げるからね。結構多くのお母さんがやってるよー。」

 

大分の最低賃金は677円。 

地域別最低賃金の全国一覧 |厚生労働省

コンパニオンの時給は2000円から5000円くらい。

昼間のパートの賃金はスーパーとかは720円くらい、企業やホテルだと750円くらい。

確かに、東京や大阪から見たら安いけれど、最低賃金や普通のパートの賃金を見たら働きたくなる気持ちもわからなくないなと。

ただ、この賃金は別の問題もあって。

 

それが外国人の労働問題です。

 

APUには多くの国際学生(外国人)がいますが、彼らにとって「帰省」は一番お金を使うビッグイベントなんです。

帰省の時期っていわゆるオンシーズンであることが多く、航空券代もバカになりません。

APUという大学は貧富の差が激しい大学でもあるので(そのことについても学校に怒られない程度で今度書きます)、自分でお金を稼ぎながら学問に励んでいる子も多くいます。

 

でも、アルバイトの時給が700円程度じゃ、生活費を稼ぐことだけで精一杯。航空券代なんか手に入りません。

だからコンパニオンやスナックやキャバクラのキャストとして働いている子も多くいます。(ちなみに日本人も。でも日本人はどこの地域もいる。)

 

しかし、APUは国際学生の水商売は禁止。ばれたらこれでもかというくらい厳しい処分が下されます。

 

私は全国展開のアパレルでアルバイトをしていますが、それでも時給800円。今月は夏休みなのでおよそ80時間勤務予定ですが、交通費を含めても7万円程度しか手元に入りません。

私も仕送りはしてもらわずに、アルバイト代と返還型の奨学金で生計を立てているので、貯金はありません。むしろできません。

 

地方で学生や主婦が働くとなると、ものすごく貧困化する現状があります。

頑張って働いて扶養が外れてしまったら税金などが発生し元も子もありません。

 

しかし一方で正社員として地方で働くと、大卒になれば賃金は都心部とさほど変わらなかったり、地域密着でお金が動いていることが多いので意外と羽振りが良く、ボーナスの額がものすごく高いなんて話もよく耳にします。

だから、地方での就職は結構おすすめします。都心部のように時間に追われる働き方ではないので、転職を考えている人もぜひ地方へ。一度働き出したら抜けられなくなるかもしれません(笑)

 

だけれど、出産を機に退職をしてしまった主婦の人に話を聞くと、「一度退職をしてしまったらどこの企業も正社員としては雇ってはくれない」と口を揃えてみなさん言います。

そうなると、シングルマザーの家庭などは完全に貧困に陥り、子どもの健康などを含めた私生活にまで影響を及ぼしかねません。

 

さて、ぜひみなさんの意見をお聞かせいただければと思います。

地方で働くということ、最低賃金の低さ、主婦の水商売の一般化などに対しどう感じますか?

 

ちなみに私は、地方で学生が働くと賃金の低さなどにモチベーションの維持が出来ず、辞めるという負のサイクルが連鎖するので、賃金改定を検討して欲しいと思っています。