今できることは何かを考えてみたハナシ。
最近、私のFacebookは私がプロデューサーを務めさせてもらった映画「雲の街」に関連するpostはシェアばかりですが、許してください。雲の街の凱旋上映まで2週間を切りました。
正直な話、私が制作に携わったから見てほしいって思いは実はミリ単位くらいしかないんです。(無いに等しいやつ)
でもなんでこんなに宣伝して、多くの人に見てほしいのかって言ったら地震が起きる前の別府を見てほしいんです。
パッと見、全然変わらないです別府。お店も営業しているし、お客さんもいるように見えるし。
でも裏ではお客さんは減るに減っているし、街の顔も変わってしまっている部分もあって。雲の街はそうなる1ヶ月前まで撮影をしていた作品です。
撮影期間は多くの観光客の人の足をお止めさせていただきながら撮影をしました。多くの地元の人に協力をしていただきながら撮影をしました。そうやって出来た映画なんです。
最近は余震もぐぐーっと減ってきて、当たり前の日常に戻ってきましたが、それと同時に忘れられるんじゃ無いかっていう不安も大きいです。
これは私の肌感覚の話。
3,11の時は被災者として当事者になった人が多く、多くの人が被災地に出向いてくれていた。それは一般人の人だけでなくタレントさんとかも含めての話。
でも今回はそうなった人が3,11に比べたらとても少なくて、じゃあ誰がやるかってなった時に九州の人たちがすごくすごく頑張って、支え合っている、そんな感覚があります。
特に大きな被害を受けた熊本にはたくさんのボランティアが活動をしてくださっているのですが、大分は揺れが強かった割には目に見える被害は驚くくらい少なく、ただただ人が減った。
大分の人に関しては、外から来る人をとても待っていて。中の人のために!とかではなく、外から来てくれる人のためにおもてなしできることが中の人のためになる!って感じなんですよ。
だから、今回の雲の街の凱旋上映、もしよかったら別府以外の人にも見てもらいたいなって思ってます。それと同時に別府や湯布院など、もっと時間があるなら熊本で観光してみてほしいです。
この間、ウーマンの村本さんが別府に来て下さった時もこんなこと書いてくれていて。
別府はいま地震のイメージでホテルも店も温泉もガラガラ。名店に並ばなくてもいいし、温泉独占できますよ。湯布院も熊本も。そして、客をまじで神様扱いしてくれる。最高。 pic.twitter.com/WS0HpSVUI1
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2016年5月25日
映画の日程は6月18日の土曜日。16時開場、17時開演です。
本当は無料で上映すれば多くの人に来てもらえるキッカケの一つになったのかもしれ無いけれど、そうしたら赤字で、制作の元も子もなくなるので、一人1000円払って来てください。笑
チケット渡せなくても取り置きもできます。チケットよしもとからも購入できます。
じゃあこの映画の上映会終わったら何するのって話を最後にしますね。
もっともっと多くの人に大分の魅力をPRしてから大分を離れたいので、大分が元気ってことを伝えるためにスマホ片手に3分だけのインタビュー動画を撮ることにしました。何が何でも3分。それ以上にもそれ以下にもしません。
それをYoutubeとかにあげていくので、よかったら見てください。この間思いつきで始めることにしたんで、ちょっと準備してます。笑
それくらい大分に来てほしいんだ!!!!!!!!