地方に進学した東京出身の女子大生は私

大学進学を機に18年間住んできた東京から大分県に引っ越しました。

Iターン進学のハナシ。

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Iターンとは都会の人が地方に行くことです。

でもその多くを社会人の仕事や就職のときに使い、進学でIターンという言葉を使うことは滅多にないです。というかいないんですよ、わざわざ地方に進学をしたいと思う学生が。笑

 

先日ニッポンのジレンマに出演させていただいた際に、「地方に進学することを周りの大人とかは理解をしてくれない。私は大分が好きで大分に進学をした。」と話させていただき、古市憲寿さんに「ユニークな人だね」と言われました。

 

ユ ニ ー ク。

 

でも私はユニークと言われてしまう現実に少し悲しさを覚えました。

 

進学を決めるまでのハナシ。

前でも述べたように大分が好きで大分に進学をしたのですが、何が好きになったっていうと・・・

  • 食べ物が美味しい
  • 物価が安い(東京に比べて)
  • 空気がいい、山と海と温泉がある
  • 人々が素晴らしい

という4つに魅力を感じて進学を決めました。

 

その中でも一番最後に書いた人々が素晴らしいというのは東京にはない素晴らしさ。例えば。

 

初めて会う運転手さんが初めて会うように感じないんです。乗ったら運転手さんの弾丸トークは止まらない。親戚なんじゃないかって思うくらい。笑

この運転手さんに関しては降りるときに「はいまたね〜!」と言ってくれたんです。

 

実はこれを当たり前と捉えるか、それとも非日常的と捉えるかでIターンの魅力が大きく左右されるなと感じました。

初めて大分に来たときにこれを私は「非日常的」と感じ「日本人ならではの素晴らしいおもてなし精神である」という風に感じ、直感で「この地(大分)に住みたい」と思ったのです。

もし当たり前と捉えていたら魅力なんて感じなかった。でも私の住んでいた東京ではこんなことは絶対になかった。

 

実際に進学してからどうなのかというハナシ。

実際に進学をしてからは、多くの人の魅力に浸りながら生活をしています。

朝、海辺を散歩していたら知らない近所のおばさんが町の昔の姿を教えてくれたり、

声をかけていただいて町の朝市のイベントに手伝いで参加をさせてもらったり、

知り合いの人が台風の前日に食料を届けてくれたり、

と、様々な場面で様々の方にお世話になっています。いい意味でお節介。本当にいい意味で。

 

「どうせそれはお前が行動的だからだろ!」と思われるかもしれないのですが、以外とそうじゃなくて、私の周りの友人も沢山の方に支えられながら毎日を過ごしている印象はあります。

出会いがバイト先だったり、飲み屋さんだったり、紹介だったりとみんな違いますが、一人で生きているという印象はないです。

 

でも、親元を離れて暮らしている学生も私の大学は多いので、ちゃんとした私生活という部分では自立ができるというのも魅力です。(まあいってしまうと、飲食店も閉まるの早いし、東京みたいにあっちこっちにコンビニとかあるわけじゃないから自炊とか積極的にできないと死に至る可能性がある)

 

あと、このような地元の人との関わりとかっていうのは学生だからすごくラフにできるっていうところもあります。学生ってやっぱり可愛がってもらえる特権です。

終わりに

どうですかIターン進学。

魅力を見つけ出すのも作り出すのも住んでいる自分次第なところもあります。

学校が楽しい、楽しくない関係なく、その土地に住んでいることが楽しいと思える毎日って幸せなことで、私もこの夏休みの半分以上を大分で過ごします。(まあ今友達のほとんどが帰省していて若干つまらないんですけど・・・早く帰ってこーい。)

 

星も綺麗だし、海も綺麗だし、温泉も入れるし、農業も林業も漁業も体験できちゃう地方ならではの魅力をこれからも沢山書いていきたいと思います:)

 

TOPの写真は去年の11月に先輩と友人と行った国東半島芸術祭の帰り道に寄った夕陽が美しいことで有名な真玉での一枚。

はじめのハナシ。

1995年に東京で生まれ、

2002年から2011年まで都内のNPOに所属をし、

2012年から2014年3月まで渋谷の人材ベンチャーインターンシップをし、

2014年から大学進学のため大分に住み始めました。

高橋あけのと言います。やっと二十歳です。

 

上の文章でお分かりいただけたかと思うのですが、ずっと東京ですくすくと育っていました。

あ、すみません、ゆとり世代ど真ん中でして、小学校から高校までずっと公立だったので、土曜日に学校行ったら翌週は1日振り替え休日になるという世代です。

 

NPOに所属した理由は母がそのNPOの指導者で誘われたという、簡単に言うと巻き添いから始まりましたが、私の小、中学生時代の生活で一番居心地が良かった場所でした。

何をやっていたとかは、おいおい関連できるハナシがあったら書きます。(いわゆる割愛です)

 

インターンシップNPOに9年間もいたこともありもっと社会と接点を持ちたいと言う若気の至りから自分の進路を見つめ直したいと思い、かつ日本に高校生のインターンシップ制度を取り入れたいと考えやっていました。

当時は(今では死語になりつつある)意識高い系でした。うける。

 

そんな私がなぜか大分県別府市にある、立命館アジア太平洋大学(APU)に在籍しています。

よく言われることはこちら。

 

マ・ジ・で・ナ・ゼ・大・分・へ。

 

このブログではなぜわざわざ地方を選んだのかということを書いていきたいのですが、ただつらつら書いても面白さに欠けるので、ちょっとした私の体験談を交えながらつらつら書いていこうと思います。

写真も頑張って撮ろうと思います。

 

このブログの目標。

Iターン進学者(地方進学者)をちょっとだけでも増やすきっかけにしたい

・多くの人に地方に遊びに来てもらいたい

・留学中や休学中のAPU生、卒業生に別府が恋しくなるようにうずうずしてもらいたい

・ぜひ日本で働く人が増えて欲しい

 

今、夏休み中なので、1週間に1本ずつは書けるように頑張りたいのですが、なんせきまぐれ、そしてライターのお仕事を辞めてから1年が経過したので、文章力は完全に衰えています。

でも夏休みになる前に死ぬほどレポート書いたので日本語能力だけは少し向上したので、それを糧にしながら書いていきたいと思いまーす。

 

次回の記事は「Iターン進学」について。